大きな理由として3つの認識違いが考えられます。
1. 今までの経験で、融資は簡単に受けられる
⇒ 起業される方は皆様それぞれのご経験をお持ちです。
審査する金融機関は、経験は十分あって当然と考えて
います。
あなたの経験は実際に開業したときに生かされるもので
あって、融資審査には思っているほど有利にはならない
と認識しておく必要があります。
2. 提出書類が意外と少ないので、簡単に申し込める
⇒ 書類が少ないからこそ、ひとつひとつが重要になります。
また、要求されていなくても必要に応じ、過不足無く説明の
ための添付書類を準備することが大切です。
3. 申込は実際に事業を始めて、お金が足りなくなってからでいい
⇒ 創業後、時間が経過してからの融資は非常に厳しくなります。
特に、手元資金が不足してからだと、そもそもの事業計画自体に疑問を持た
れてしまうなど、業歴を持つ会社の赤字補填資金申込と比べても格段に難し
い申込になってしまいます。
*事業を開始すると、見込み違いや不測のことが多く起こります。資金計画
もそれを織り込み、余裕を持ったものにするべきです。